引越しの季節

引越しの季節

最近、いたるところで引越し業者のトラックを見かけることがあります。大きな荷物を抱えてアパートの階段をのぼる業者の方を遠目で見ていると「大変だな」と思わずにはいられません。

私が今住んでいるアパートは、大学の専用アパートです。私が入学する年に建てられた、新築のアパートです。

先に住んでいた人がいないので、アパートには先輩がいません。私と同じ時期に入ってきた住人は、全員同い年の新入生でした。

つまり、ほとんどの住人が同じ時期にアパートを出ていくことになるのですが……中には短期大学に通っている学生もいます。短大は二年制なので、四年制大学組から一足先に卒業することになります。

その関係で、今年私の住んでいるアパートにも、新しい住人が二人ほど引っ越してきました。一人は新入生で、もう一人は私と同い年の学生です。

新しい住人がくることを楽しみにしていただけに、引っ越してきたという話を聞いて期待に胸が膨らみましたが……私はまだ、新しい人たちと顔を合わせたことがありません。

「新しく入ってきた人たち、お土産配って歩いてたし、挨拶にも来たのに、どうして知らないの?」その言葉を聞いて私は愕然としました。

私は挨拶を交わしたことすらないのに、下の階の友達はすでに何度か話したことがあるそうなのです。

ここのところ、朝から夜遅くまでバイトに明け暮れる日々が続いていました。大学は春休みですので、もちろん一日中休みのときもありましたが、確率的にはすれ違う可能性の方が高い。

このアパートに私の友達は三人いますが、その三人とも、新しい住人に会っているようでした。会っていないのは私だけ。私だけが、出会いの機会を逃してしまったようです。

学生専用アパートという小さなネットワークの中で、私一人が疎外されたような気分……。バイトで忙しかったためとはいえ、この孤独感は虚しい。

ですが、新しい季節はやってきたばかり。そして新しい人達も、引っ越してきたばかり。

これにめげず、明るい気持ちで春を迎えたいものですね。

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写真を撮るのは

旅行に行ったりすると多くの人は写真を撮りますよね。思い出として残しておきたいし、もう一度訪れることがないかもしれないと考えます。

もっぱらデジカメを使うことが多くなると、写真を現像しないでデータのままになってしまうことがあります。小さい頃は親が作ってくれていたアルバムを自分で作ろうと思っても、結局忘れてしまうのです。

イギリスに滞在している間に、色んな観光名所で色んな写真をとりました。今回はお世話になった留学エージェントさんに小さなアルバムを作って渡す予定なので、いつもより慎重に綺麗な写真を撮るように心がけています。写真を単なる記念としてとるのではなく、構図も考えてみると改めて写真の意義というものを考えさせられます。

日本の自宅に数人の写真家の写真集がありますが、それらを見ていると美術館で絵画を見ているときと同じ気持ちになります。ただモノを写すだけではなく意味のある瞬間を治めているというのでしょうか、写真そのものからじわじわ伝わってくるものがあります。

写真を芸術と捉えると観光に行ったときに写真を撮るのは思い出を形にするプロセスに過ぎません。最近は観光をしているのになんで写真を撮ることがメインになっているのだろう、と思います。もちろん旅行のワンシーンも特別な唯一無二の一瞬であることには加W利ありませんが、本当に意味があるのか分からなくなっていきました。

せめて今回は自分の分も小さなアルバムを作ろうと思いますが、形にしたことで体験したことを強い記憶にできれば良いなぁと考えています。アルバムを作ることで記憶に留めておくことができるなら、写真を撮る意義も見いだせるかもしれません。